Sg Extra : Thank you a lot!


……以下、後書きに代えまして。





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滝  「やっと第一部が終わるけど、みんな思い出とかある?」

跡部 「ちょっと待て、なんでテメエが仕切ってんだ」

 「まあまあ、あんまり怒ると血圧上がるよ」
向日 「そうそう。良いじゃん、たまには滝に任せとけって!
    ……で、オレはやっぱり05話かな、思い出って言えば」

跡部 「なんでテメエも勝手に始めてんだよ……!」

向日 「良いじゃん!」
鳳  「でもびっくりしましたよね、飛行機が落ちたと思ったら、
    いきなりアレですもん。まあ死ななかっただけマシですけど……」





宍戸 「思いだした」





 「なにを?」
宍戸 「ジローと向日がおれの手を焼きやがったんだ……」

 「……二人とも、そんなことしたの?」
向日 「違うって、誤解だって! だって見ただろ!?
    映画でやってたじゃん、指輪焼いたらなんかほら、
    字が出てくるんだって!
    だいたいオレは見てただけだし! なあ、ジロー?」
慈郎 「えー? 忘れちゃったしー」
向日 「忘れんなよ!」

宍戸 「つーかその時の火傷と言い、風見ヶ丘の刺し傷と言い、
    なんかおれこっち来てから災難続きなんだけど……」





 「亮ちゃん!」





宍戸 「なんだよ、急に」
 「大丈夫! 亮ちゃんの傷ならあたしが癒やしてあげる……!」
宍戸 「……!」





 「……とかだったら良いのにね」

跡部 「良くない」
日吉 「良くないです」

向日 「なんでそこハモるんだよ」
宍戸 「つうか、希望かよ。
    マジでが魔法使いだったら良かったんだけどな」

忍足 「魔法使いやったら、俺が居るやん!」

滝  「あーごめん、忍足のことすっかり忘れてた」
宍戸 「おれ、思いだしたくなかった」
忍足 「ひどいわ、宍戸。ー、元気にしとったー?」
 「まあ、そこそこ。だけど侑士居なくて寂しかったよ?」
忍足 「せやろー」

日吉 「さん」

 「ん?」





日吉 「一発殴っても良いですか」





 「なんで……?」





滝  「おれはね、37話が好き。寝起きの、可愛かったし」
 「寝起き以外は……?」
滝  「もちろんかわ」

跡部 「ハッ、寝起きぐらいでなに威張ってんだ」

慈郎 「そーだ、そーだ!」
跡部 「俺様と一緒に居るときのがいちばんに決まってんだろーが」
慈郎 「はいっつも可愛いよー」

 「ジロちゃん!」
慈郎 「ー!」
 「あたしジロちゃんのこと大好き」

全員 「ちょっと待て!」

慈郎 「やった! 嬉しー!」

全員 「ちょっと待てって!」

慈郎 「それって結婚しても良いぐらい好きってこと?」
 「………………」
慈郎 「ー?」





 「ごめんなさい」




慈郎 「え……」
滝  「だけど観月とずいぶん仲良くなってたよね、
 「仲良くなってないよ!」
滝  「ちょっと妬けちゃったもん」
 「………………」
慈郎 「ーー!」





向日 「ジローはなんかないの?」
慈郎 「おれはねー、やっぱり11話かなー」
跡部 「俺様との話だろ」
慈郎 「の膝、気持ちよかったー」
 「ほんとに? あたしで良かったらいつでも……」
日吉 「やめてください」
 「はい、やめます」
慈郎 「ひよしのケチー!」
日吉 「ケチで結構です」





忍足 「俺のこと無視するんやめてや!」
跡部 「アア? のこと泣かせやがって、なに言ってんだ」
日吉 「そうですよ、あなたの出る幕じゃありません」

宍戸 (
 (ん?)
宍戸 (なんか跡部と日吉って……)
 (似てるよね)

忍足 「俺的には15話が好きなんやけどなー」
 「アレが……?」
鳳  「なにかあったんですか?」
 「ほら、アルウェンが……」

全員 「ああ」

向日 「侑士! いくら悲しいからってそれはないって!」
忍足 「せやけど、あのときは良かったなー思て。
    そもそもなんで俺がガンダルフやねん、
    俺かてアラゴルンが良かったのに……」
鳳  「身長縮むよりマシですよ!」





鳳  「だけどいろいろ大変でしたよね」
向日 「そうだよなー」
滝  「いちばん大変だったのはあれだよね、雪山(25話)
 「……その節はすみませんでした」
鳳  「さんが無事で良かったですよ。
    一時はどうなることかと思いましたから」
 「ほんとにすみません」
鳳  「良いんですよ、楽しかったですから」





忍足 「日吉と跡部はなんかないん?」
跡部 「アア? 俺はねえよ、良いか、俺様はテメエらと違って苦労してんだ」
向日 「ウサギも結構旨かったし(12話)
滝  「終盤でも流石部長ってかんじで格好良かったしね」

跡部 「……はなんか言うことねえのかよ?」

 「……えっと、うん、景吾格好良かったと思います」

跡部 「だろ?」
 「だね……だけど、有り難う。いろいろ助かった」
跡部 「分かれば良いんだよ、分かれば」





慈郎 「ひよしはー?」
日吉 「おれは別にありません」
 「ええ!? あるじゃん! 18話とか40話とか43話とか!」
日吉 「どうしてさん絡みの話ばかりなんですか」

 「だって……!」

日吉 「まあ、そうですね。強いて挙げるならそんなところかと思いますけど」





滝  「みんなバラバラだね」
鳳  「ですね、メンバーがメンバーですから」
宍戸 「どういう意味だ、そりゃあ」
忍足 「そらそうや」
向日 「なあなあ」
忍足 「なんやねんな」
向日 「樺地は……?」
樺地 「…………ウス」